アドビ プレミアプロとアンコールの連携について
今回の記事は、最終オーサリング時に多様化されるアンコールについての覚書として公開します。
よくある事例として
① HD素材をプレミアプロで編集し問題なく再生されているのにダイナミックリンクでアンコールに送り
DVD化するとカクカク映像が流れる
② 同様にダイナミックリンク後アンコールでブルーレイ書き出しを行うと下記のようなエラーが出る
"Blu-ray Error: "device error", Code "3", Note: "CreateStcSequence: Fail to write M25 File."
「Blu-rayエラー:”デバイスエラー”、コード:"3"、注:"AS_StorageError=-97060」
③ ダイナミックリンクを利用せずにアセット読み込みする場合の各種設定がわからない
今回はこの3点に関して進めます
納品がDVDの場合、最近ではHDカメラで収録された素材が多いために数あるプリセットから何を選べばいいのか迷う場合が多々あると思います。
こう言った現象を回避させるには、3通りの方法があります。
Aの方法
プレミアプロで制作されたシーケンスをネスト化して新規シーケンスでダイナミックリンク。
↓元のシーケンス (AVC-Intra 100 1080i 29.97フレーム 1920-1080)
このスクリーンショットは、制作したものをネスト化したものです。
(DV NTSC 29.97フレーム 720-480 D1/DV NTSC ワイドスクリーン16-9)
注 この時下方にある最高レンダリング品質にだけチェックを入れること。
そして、このシーケンスをダイナミックリンクでアンコールへ飛ばします。
アンコールでの設定は
左にあるプロジェクトパネルからプレミアプロシーケンスを右クリックし一番上のトランスコード設定を開きます。
見ての通り表示がグレーになっていますが、数分経つと右クリックができるようになりますので待ちましょう。
グレーが黒に変わったら右クリックしトランスコード設定を開きます
ここでの設定は品質を自動にし右にある最高レンダリング品質を使用にチェックを入れます。
そして後は、メニューをつけたりお好みの設定を行い、終了したらビルドです。
PS この方法でビルドしたDVDがカクカクしてしまう場合は、プレミアプロで制作したシーケンス映像を一本化します。 DVDにするならメディアエンコードで書き出す。 設定はMPEG2-DVDが基本 書き出されたファイルをアンコールからアセットとして呼び込む。
Bの方法
書き出したものをダイナミックリンクを使用せずアンコールからアセットとして呼び込む
読み込みが終了したら アンコールのプロジェクトからプレミアプロシーケンスを右クリックし
トランスコード設定を行います。 設定は、トランスコードは自動にし最高レンダリング品質に
チェック
さて、ここからが問題
パソコン内臓のドライブの寿命は3~4年と言われています。 タバコやほこりの関係で誤差はありますが
内臓ドライブなら1万円以下で最近は購入できるので一度買い換えることをお勧めします。
上記の方法でダイナミックリンクを使用しないでアセットで読み込んで設定が終了したらビルドを押すわけ
ですが、通信的問題とドライブの不具合などで焼きこみに問題が生じる場合もあるので、ディスクではなく
イメージとかフォルダーに一度書き出してください。
書き出しが終了したフォルダーなどをドライブ付属の焼きこみソフトなどで仕上げてみてください。
私の場合はバンドル品「CyberLink Media Suite 10」を利用して焼いています。
カクカク感もなく画質も保たれて仕上げています。
②のエラーコードが出た場合の対処法はアドビのフォーラムに詳しく出ていますが、明確な回答が書かれていません。 私の場合は、DVDドライブを新しくする。 データは内臓のHDDにしフォルダから書き込む。 これらを行うことでエラーが出なくなりました。
全体的に見るとアンコールに関してはまだまだ開発段階のような気がしています。
プレビューでコマ送りができないとか、チャプターポイントがフレーム単位でつけられないことなど、対処して欲しいことが山盛りですね。
CS6になり64bit化され、固まることなどはなくなりましたが、スムーズな編集作業が行えるソフトになることを願いたいです。
よくある事例として
① HD素材をプレミアプロで編集し問題なく再生されているのにダイナミックリンクでアンコールに送り
DVD化するとカクカク映像が流れる
② 同様にダイナミックリンク後アンコールでブルーレイ書き出しを行うと下記のようなエラーが出る
"Blu-ray Error: "device error", Code "3", Note: "CreateStcSequence: Fail to write M25 File."
「Blu-rayエラー:”デバイスエラー”、コード:"3"、注:"AS_StorageError=-97060」
③ ダイナミックリンクを利用せずにアセット読み込みする場合の各種設定がわからない
今回はこの3点に関して進めます
納品がDVDの場合、最近ではHDカメラで収録された素材が多いために数あるプリセットから何を選べばいいのか迷う場合が多々あると思います。
こう言った現象を回避させるには、3通りの方法があります。
Aの方法
プレミアプロで制作されたシーケンスをネスト化して新規シーケンスでダイナミックリンク。
↓元のシーケンス (AVC-Intra 100 1080i 29.97フレーム 1920-1080)
このスクリーンショットは、制作したものをネスト化したものです。
(DV NTSC 29.97フレーム 720-480 D1/DV NTSC ワイドスクリーン16-9)
注 この時下方にある最高レンダリング品質にだけチェックを入れること。
そして、このシーケンスをダイナミックリンクでアンコールへ飛ばします。
アンコールでの設定は
左にあるプロジェクトパネルからプレミアプロシーケンスを右クリックし一番上のトランスコード設定を開きます。
見ての通り表示がグレーになっていますが、数分経つと右クリックができるようになりますので待ちましょう。
グレーが黒に変わったら右クリックしトランスコード設定を開きます
ここでの設定は品質を自動にし右にある最高レンダリング品質を使用にチェックを入れます。
そして後は、メニューをつけたりお好みの設定を行い、終了したらビルドです。
PS この方法でビルドしたDVDがカクカクしてしまう場合は、プレミアプロで制作したシーケンス映像を一本化します。 DVDにするならメディアエンコードで書き出す。 設定はMPEG2-DVDが基本 書き出されたファイルをアンコールからアセットとして呼び込む。
Bの方法
書き出したものをダイナミックリンクを使用せずアンコールからアセットとして呼び込む
読み込みが終了したら アンコールのプロジェクトからプレミアプロシーケンスを右クリックし
トランスコード設定を行います。 設定は、トランスコードは自動にし最高レンダリング品質に
チェック
さて、ここからが問題
パソコン内臓のドライブの寿命は3~4年と言われています。 タバコやほこりの関係で誤差はありますが
内臓ドライブなら1万円以下で最近は購入できるので一度買い換えることをお勧めします。
上記の方法でダイナミックリンクを使用しないでアセットで読み込んで設定が終了したらビルドを押すわけ
ですが、通信的問題とドライブの不具合などで焼きこみに問題が生じる場合もあるので、ディスクではなく
イメージとかフォルダーに一度書き出してください。
書き出しが終了したフォルダーなどをドライブ付属の焼きこみソフトなどで仕上げてみてください。
私の場合はバンドル品「CyberLink Media Suite 10」を利用して焼いています。
カクカク感もなく画質も保たれて仕上げています。
②のエラーコードが出た場合の対処法はアドビのフォーラムに詳しく出ていますが、明確な回答が書かれていません。 私の場合は、DVDドライブを新しくする。 データは内臓のHDDにしフォルダから書き込む。 これらを行うことでエラーが出なくなりました。
全体的に見るとアンコールに関してはまだまだ開発段階のような気がしています。
プレビューでコマ送りができないとか、チャプターポイントがフレーム単位でつけられないことなど、対処して欲しいことが山盛りですね。
CS6になり64bit化され、固まることなどはなくなりましたが、スムーズな編集作業が行えるソフトになることを願いたいです。
この記事へのコメント
今Encore cs6でBlu-rayを作成しています。
一度書き出しに成功したんですが、同じものをもう一度作ろうとしたとこと、ディスクの容量不足というエラーで作成できませんでした。
色々調べても、サポートは終了しているようですし、解決しません。
そんな時にこちらのブログを発見いたしまして、藁をもすがる思いで書き込みさせていただいております。
もし解決策があれば教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
kohei.hirotsu@gmail.com