3Dカメラトラッカーを利用し動画に動画を合成する方法

AECS6から登場した3Dカメラトラッカー

動く映像に動く映像を合成したいことが多々あります。

こんな時に活躍してくれます。


まずは完成動画をご覧ください。

例として制作したものです。 動くヨットの上に女性を配置しています。

わかりやすくするために人物は大きめに配置しています。



これは、動くヨット動画のビデオフッテージのシーンを解析し撮影時の実際の動きを抽出し

平面レイヤーを利用して第2の人物の動画を違和感なく配置できます。

ヨットが波に揺れる動きに連動しているということです。




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まず人物の動画の準備をします。

AEにはロトブラシツールがあるので髪の毛の動きなどを綺麗に抜きたいときはご利用ください。

ここではプレミアプロを使い簡単に作る方法を紹介します。

このようにAEへ動画を持ち込んで背景などを抜きたい場合は、Ultraキーを利用します。

出力コンポジットで設定は初期設定にし、マット生成などでシャドーの強さなどを調整し綺麗に抜きます。

抜くことが終了したら動画にエンコードしますが、この設定は

QuickTimeでビデオコーデック(非圧縮 RGB 8 ビット)を選択しビット数は32bitにします。

画像


この状態で書き出しを行うと拡張子MOVでAEに持ち込むと背景が透明になります。



さて、材料が準備できたらAEを立ち上げて新規コンポジションを制作し

ヨットの動画と人物の動画を読み込みます。

一連の流れを簡単に動画でご確認ください。




もっと大波に揺れているヨットでも同じように人物やテキストがついてきてくれますが

ここで一つ注意があります。

3Dカメラトラッカーは背景の映像に対して反応するのが一般的なのです。

したがって撮影のアングルや画角で3Dカメラトラッカーの解析ができない場合があります。

例でいうと走る車のナンバープレートにモザイクを入れたいとか、難しくなる場合があります。

一度いろいろな材料で下地となる映像が3Dカメラトラッカーで解析ができるかどうかを確認する必要がありますのでご注意ください。

今回の動画に合成した人物は小さくして入れましたが、これを大きくして入れる場合 やはりプレミアプロの

UltraキーではなくAEのロトブラシなどでマットを生成してそれを合成することをお勧めします。


個人的にはロトブラシは20フレームごとの作業になるので短いものならいいのですが基本長尺には使いたくはありません。 短い動画なら非常に良いアイテムだとは思いますが…



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